乳がん患者の食生活における共通点

乳がん患者の食生活には共通点があるのをご存じですか?
そもそも数あるかんの中でも乳がんほど食生活の影響が大きい病気はありません。

 

 

では、具体的には乳がんの患者さんの食生活にはどのようなものが見られるのでしょうか?
それは、朝食にパンを良く食べることです。
更に昼などにパスタを食べ、伝統的な日本食が減っていき、代わりにパンが主食になり、それに合わせてテーブルにはコーヒーや牛乳、サラダといったように、食事が欧米化になっていることです。

 

 

実際に乳がん患者は欧米にとても多いのです。
したがって、乳がんの予防や再発を防ぐには、パンの常食をやめることです。
では、何故パンが悪いのでしょうか。

 

 

まず問題になるのが、パンを食べるとどうしても高脂肪の食事になることでしょう。
食パンは、それ自体に油分を含んでおり、そこにバターやマーガリンを塗り、副食のサラダには油分たっぷりのドレッシングやマヨネーズをたっぷりかけ、ヨーグルト、ハムエッグなどが伴えば、かなりの高脂肪になるんですね。

 

 

菓子パンには砂糖も油もたっぷりと含まれていますが、食パンもこのように高脂肪になってしまいます。
そして、パンを主食にしたこのような献立にした場合、脂肪が40%にもなり、これは朝から油まみれの糖質たっぷりのスナック菓子を1袋食べているのと同じようなものです。

 

 

確かに朝はあわただしく、パンは手軽に食べられますが、パンに合わせる具材は油分が多くなってしまいます。
ほとんどの女性は自覚がないかもしれませんが、パンを主食にすると高脂肪で糖質たっぷりの食事になっていることが多いのです。

 

 

また、最近の食パンは砂糖もしっかり入っており、その上十分に油分も含まれているいるものが多く、菓子パンやデニッシュやクロワッサンなどと変わりないようになって、お菓子とあまり変わらなくなってきているのです。

 

 

したがって菓子パンはもちろん、基本的にパンはお菓子だと思った方が良いでしょう。
しかも食パンが主食になると副食も油だらけになります。
また、パンを朝食に食べると腹持ちが悪いので間食も多くなってしまうなど、悪循環だらけになつてしまいます。

 

 

いずれにしても、女性は知らず知らずに高脂肪の糖質たっぷりの食事をしているのです。
そして最大の問題は、この脂肪と糖質の摂りすぎが女性ホルモン(エストロゲン)の増加につながっているということでしょう。
それというのも摂取した脂肪は体内でコレステロールとして蓄えられ、それが女性ホルモンの材料になっているのです。

 

 

この女性ホルモンの分泌が適切な量ならバランスがとれて、何の問題もありません。
ですが、この女性ホルモン(エストロゲン)の過剰分泌でバランスが崩れることで、婦人疾患の様々な病気をもたらしてしまうのです。

 

 

ご存じのように女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがあり、卵巣から主に分泌されています。
このうち乳がんに影響するのは、乳房を構成する組織の一つである乳腺の細胞分裂を活発にし、乳房を発達させる主にエストロゲンだと言われています。

 

 

乳腺の細胞分裂が活発になればなるほど、正常な細胞が異変を起こす可能性も高くなり、エストロゲンは乳腺に出来た癌細胞に刺激を与え、癌細胞の増殖を促してしまうのです。
したがって、エストロゲンの影響をうけるほど、乳がんの危険性が高くなるということです。

 

 

そして、欧米型の食事は高脂肪のものが多く、乳がんにかかる罹患率を高めると言われていますが、多くの医療従事者が指摘するような肉の食べ過ぎが原因とはどうしても思えないのです。

 

 

何故なら、女性たちが多く口にしているのは、肉よりもパンやスイーツ、パスタなどの糖質を沢山含んでいる食品の方が圧倒的に多いのです。
これが乳がん患者の低年齢化している理由であり、言ってみれば、こうした食事は女性ホルモンのバランスを崩す異常食とも言えるのではないでしょうか。

 

 

これこそが高脂肪になる最も大きな原因であり、乳がんの発症に繋がっていると考えられます。
いずれにしても、乳がんになる最大の原因は食生活にあるので、これを見直すことが大切でしょう。

 

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