乳がん患者には便秘がちな人が多い

乳がんの方には便秘がちな人がとても多いという特徴があるのをご存じですか?
これは、あきらかに食事が影響していると考えられますね。

 

 

便は文字通り体からの便りとも言えるので、体が良い状態にあるかどうかは便を見ればすぐに分かります。
そして、便秘の改善には野菜や海藻などの食物繊維を多く食べれば便秘は治ると思いがちですが、実は野菜を好んで食べる女性ほど便秘が多いのです。

 

 

そもそも便通を良くするには、適度な水分が便に吸収されなければいけませんが、これを調節してくれるのが食物繊維です。
食物繊維は便の中で、水分を吸収するスポンジのような役割をしてくれるので、便は適度な水分を含み重みがあるのです。

 

 

ですが、もし腸を通る間に、消化物の水分を抜かれすぎてしまうと、便が硬く小さくなってしまい、重みもなくなってしまうんですね。
そもそもトイレに行きたくなるのも、便の重みが脳に伝わるからなんです。

 

 

ところが重みもがなくなり軽くなれば便意をもよおさなくなり、数日便が出なくても平気になってしまいます。
このことから、食物線維は便秘に効くというのは間違っていません。

 

 

しかしながら、野菜や果物、海藻を食べるというのは間違っています。
何故なら、食物繊維には水に溶ける水溶性と溶けない不溶性食物繊維の2種類があるからです。
野菜や果物、海藻に多く含まれているのは水溶性食物繊維で、これは有害物質を体外に排出したり、大腸の粘膜を保護したりする働きをするので、効能が違うのです。

 

 

一方、不溶性食物繊維は腸の蠕動運動を活発にして便の排泄を促すので、便秘を解消するには不溶性食物繊維です。
特に乳がん患者さんは、癌の栄養にならない糖質を含まない豆やキノコ類などを多く食べるようにした方が良いでしょう。

 

 

また、乳がん患者さんで腸内で善玉菌を増やし、おなかをすっきりさせ便秘にもいいからとヨーグルトを毎朝食べている人も多いものです。
ですが、ヨーグルトを食べれば便秘が解消するのは間違い。

 

 

確かにヨーグルトを食べることで乳酸菌が腸内に入りますが、それと腸内で善玉菌が増殖するというのは別問題なんです。
いくらヨーグルトを沢山摂ったとしても、腸の中が乳酸菌が住みやすい環境にしなければ増えることはありません。

 

 

例えば、脂質たっぷり含まれた食べ物だと、時間がたつにつれて腸の中で消化物が腐敗してくるので、悪玉菌が増えてきます。
一方、豆類などのきれいなでんぷんは腐敗することなく排出されるのです。

 

 

また、何よりヨーグルトは脂質をたっぷり含んでおり、更に砂糖(糖質)を多く含まれているものも多く、お腹に良いと思って、ヨーグルトを毎朝食べている女性も多いですが、実は逆効果になっている場合もあるのです。

 

 

いずれにしても、便秘は癌のもとになり、乳がん患者の食生活における共通点である高脂肪で、砂糖や油まみれのこれまでの食生活を変えるだけで、便の頻度や量、色(黄色が良い)などの状態も変わってくるでしょう。

 

 

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