ガンの食事療法の有効性

がん治療における食事療法の効果や有効性は様々な機関が研究されてしていますね。
その中でも現段階で基本となっているのが、アメリカの対ガン協会が公表している2003年とその後の2007年に追加発表された統計調査です。

 

 

この調査では、総脂肪量、動物性脂肪に含まれる飽和脂肪酸の制限、野菜や果物、食物繊維の摂取など、食事療法の有効性があるかどうかを癌の生存期間の延長や再発防止、生活の質の向上という見地から判定されています。
それによると、どの食事法も「効果があり病状の改善などのプラスになる可能性はあるが、証明されていない」「効果やリスクについて結論ずけるだけの十分なデーターがない」のいずれかと言うものでした。

 

 

つまり、体に悪影響を与えるものではないが、十分に治療の効果があると言えるほどの有効性をはっきりと証明できていないという結論なんですね。
これだけを聞くと、食事療法だけでは癌はやっぱり治らないのかと思う人も多いでしょう。

 

 

もちろん、他の医療機関の研究では、食事療法が有効であるという結果もあり、実際に食事療法を実践してガンが治った人の症例も数多く報告されています。

 

 

そして、食事療法が明確な結論を出せないのは、一定の条件を保ったまま出来ないことがあるからでしょう。
食事療法を行っている人の中には、きちんとやっていますと言いながら、避けるべき食品を摂っていたり、体を酷使する生活を続けていたりする人もいらっしゃいます。

 

 

当然、そのような人は効果が現れにくくなるものです。
更に、現在はガンの食事療法が多様化してきて複雑になっていることも、その効果を曖昧にしている原因だと考えられます。

 

 

例えば、ある食事法では肉は避けるべきと言われているのに、別の食事療法では、積極的に食べて下さいと言われると、実践する人はどちらを信じていいのか分からなくなりますよね。
その結果、食事療法が中途半端になってしまって、思うような効果が得られにくくなるケースがとても多いように感じます。
もちろん、癌の食事療法は体質や症状には個人差があるので、人によって合う、合わないやり方があると思います。

 

 

時間的な余裕があるなら、自分に合う食事療法かどうか試してみるのも一つの方法ですが、最終的には、どれか一つに決めたら、それを信じてその食事療法に取り組むことが大切でしょう。

 

 

最初は半信半疑で手探りで始めた人たちが、食事療法をきっかけにこれまでの生活を見直し、生き方や考え方まで変わってきて、最終的にガンを克服している人がいるという事実は、食事療法をやる意義は十分にあると強く感じます。

 

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