癌の増殖速度について

癌は一般的にブドウ糖の取り込みが多いがん細胞ほど増殖速度が早く、悪性度も高くなることから、病気の経過が悪くなるといえます。

 

増殖速度

 

取り込まれたブドウ糖がエネルギー産生や細胞を構成する成分の合成に利用されるからです。
その為、癌細胞のブドウ糖の取り込みや代謝を阻害すれば、がん細胞の増殖活性を低下させることが出来るということです。

 

 

また、抗がん剤や放射線療法にブドウ糖の取り込みを阻害する療法を併用して行うことで、治療効果を高めることも出来るでしょう。

 

 

何より、いくらがん細胞を抗がん剤などでダメージを与えたとしても、エネルギーと細胞を作る材料であるブドウ糖が供給されていれば、いくらでも修復して増殖を続けることが出来ます。

 

 

ですが、ブドウ糖の取り込みや利用を出来ないようにすれば、ダメージを修復することができません。
そうしたことからブドウ糖の取り込みやエネルギー産生の過程を阻害する方法は、抗がん剤や放射線といった標準治療に対するがん細胞の感受性を高める効果があることから注目されています。

 

 

実際に、最近の臨床研究で7割の末期がんが改善したという報告もあります。
<参考記事→福井新聞「がん細胞の栄養源を断って死滅へ」>

 

 

いずれにしても、かなり進行した状態でがんが見つかったり、治療後に再発した場合などは、今の標準治療だけではがんの根治は極めて困難です。

 

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