癌の在宅介護での費用は?

癌の在宅介護での費用

 

癌で在宅介護するケースもあるかと思います。もし、がん保険に今入られていても、残念ながら在宅介護の場合は、ほとんど適用されることはありません。

 

というのも入院をしていないからです。役所に行って高額医療申請なども病院で手術などをしたり、色んな条件が整わないと申請も難しいのが現状です。

 

特に在宅介護の場合、医療以外に絡む事はほとんど自己負担になってしまうのです。

 

 

在宅介護の負担を減らす為に、例えばヘルパーさんや訪問看護師、在宅専門のお医者さん、お風呂出張サービスなどはチームになって連携して支えてもらえます。

 

しかしながら、当然それぞれの役割が違いますし、お金の支払いも別です。また、あなたが忙しいといってもヘルパーさんと訪問看護師さんが、同時刻で家に来ることは出来ません。そういう決まりがあるそうです。

 

ヘルパーさんにはヘルパーさんに支払うお金。訪問看護には訪問看護に支払うお金。病院の先生には出張費、診察費、薬代など、別途で毎月お金が掛かります。

 

 

私の場合、ヘルパーさんが出来る事は、自分で全てやってきました。うちの母を担当してくださった方も、優しい看護師さんでしたが、3ヶ月で辞められました。

 

リハビリで訪問してくださっていた理学療法士の若い方も半年で辞められました。仕事自体が大変なだけではなく、そもそも給料が安いんです。

 

仮に、私の家と同じ様に訪問看護師さんが、1ヶ月、1時間と毎日来てくださるとした場合、それだけで月10万前後が必要です。

 

 

病院の先生が週1の場合は、15分〜30分ぐらいの滞在時間で、毎月3〜5万ぐらいです。これらの医療費は、3割負担や要介護の程度によって多少は変わりますが、生活費や光熱費とは完全に別の話です。

 

ですので、癌になったら食事療法を「できるか」「できないか」ではなく、「やるか」「やらないか」です。

 

自分がやるしかないと覚悟を決めたら出来るんです。天に帰る時は、どれだけお金を稼いでも持っていく事は出来ません。

 

 

ただ、大切な人の為に残す事は出来ます。稼ぐと残すは違います。だからこそ、与えられた限られた時間に対して、どう考えて受け止めるかです。

 

癌になったとしても、後悔することがないようにしたいものです。

 

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