がんのリスクを減らすには?

がんのリスクを減らすにはどうすれば良いと思いますか?
がんは日本人の死亡原因の第一位を占め、歳をとるにしたがって増えていくことから、老化とは深い関係があるとも言えますね。

 

 

そして、がんになる原因やメカニズムについては様々な研究がされていますが、近年は特に遺伝子に注目が集まっています。
特に私が気になったのは、がん遺伝子を持つ細胞であっても、必ずしもがんを作るとは限らないとうことです。

 

 

がん遺伝子の数が増えれば、発がん率が高くなりますが、それでもたった1個の細胞からで、それが猛烈な勢いで分裂・増殖して出来るのです。
他はみな正常な細胞になっており、例えがん遺伝子を持っていても、それが眠ったままで働かなければいいわけです。

 

 

では、逆にどんな状態だとがん遺伝子は目を覚まして働くようになるのでしょうか?

 

 

がんも正常な細胞と同じようにブドウ糖を細胞内に取り込み、エネルギーに変えて生きています。
正常な細胞が酸素を使ってブドウ糖を分解しているのに対し、がん細胞は酸素を使わずにブドウ糖を分解する解糖によって、エネルギーを得ており、この点が大きな違いです。

 

 

酸素を使うか使わないかには、どちらも長短あります。
酸素を使うエネルギーの取り入れ方は、非常に効率の良いやり方で、T分子のブドウ糖から36〜38のエネルギー物質(ATP)を作れますが、細胞にダメージを与えてしまう活性酸素も作り出してしまうというリスクと隣り合わせです。

 

 

ただ、正常に分裂した細胞には活性酸素を処理する酵素(SOD)を持っています。
一方、酸素を使わない解糖によってブドウ糖を分解しエネルギーを得る方法は、酸素を使う場合のエネルギーに変換できる効率に比べ、およそ18分の1くらいで、同じ量のエネルギーを作り出す為には、がん細胞は正常な細胞の18倍ものブドウ糖が必要になるということです。

 

 

ですが、酸素を使わないので活性酸素の危険にさらされることはありません。(SODを持たない細胞が分裂を繰り返せば、活性酸素によって遺伝子障害を起こします。)
がん細胞はSOD持たない代わりに活性酸素のリスクを避けて、あえて効率の悪い、酸素を使わないエネルギー代謝を選んだのでしょう。

 

 

そして、健康な体であれば、血液循環もよく体の細胞に酸素をもらいながら、ブドウ糖を効率よくエネルギーに変えています。
この状態では仮にがん化した細胞などがあったとしも、活発に増えることはありません。

 

 

というのもここでは、正常な細胞とブドウ糖を分け合わなければならず、より多くの糖を必要するがん細胞が増えていくには、ブドウ糖が少なすぎるのです。
ですが、そこに炎症のような血液循環障害起きていると、傷を治そうと血小板が集まり、血液を凝固させます。

 

 

そうなると、当然、血液循環は止まり、酸素がほとんど供給されなくなり、正常な細胞は死んでしまいます。
しかし、ブドウ糖などの栄養分を含んだ血液の血清成分は、血液の循環が止まっても、心臓の圧力で血管壁から外にじわじわとしみ出していきます。

 

 

こうして、炎症の組織には栄養豊富な組織腋のたまりが出来るのです。
これは酸素がなくブドウ糖がたくさんあることから、がん細胞にとっては、ライバルになる正常な細胞も酸素不足で死滅していく上に、エサも豊富なので理想的な環境なので、どんどん増殖を続けて大きくなっていきます。

 

 

つまり、栄養豊富で酸素が少ない環境、炎症がひとつの癌を作るひとつのきっかけになると考えられます。
逆に言えば、酸素が十分に行き渡っていれば、がん細胞は増えることは出来ないということが言えると思います。

 

 

このことからも、高血圧などがあると血管が次第に傷み、弾力を失って硬くなる動脈硬化になり、そうなると、血液の流れが悪くなって血管が詰まったりして酸素不足になり、がんにとっては適した環境になってしまいリスクが高まるので、再発や予防には血圧にも十分に注意を払う必要があるでしょう。、

 

 

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